ASD 普通の会話のような独り言を言う

発達障害

ASDの独り言はまるで普通の会話のよう

声のボリュームが大きい

ASDの”独り言”に関しては、ASDであるわたし自身にはあまり頻繁には見られない特性でした。わたしはどちらかというと、子どもの頃は無口で、どんなことでも言葉で表現する子ではなかったからです。ただ、わたしと同じくASDと診断されている息子はどうかと言いますと

かなりの頻度で独り言を言います

しかも気になっていたのは、その声のボリュームです。

まるで普通の会話をしているかのような

他の人に話しかけているような

それくらい、普段話す声の大きさと変わらない大きさで、独り言を言うのです。

独り言と聞けば、”つぶやく”というイメージがあると思いますが、息子の独り言は”話す”こちらの方がしっくりきます。ですので、わたしはいつも、息子が近くで独り言を言っていると、話しかけられていると思い、息子に

「何?どうしたの?。」

そう聞くとだいたいが

「え?あぁ違うよ、。独り言。」

そう返ってくることが多いのです。

場所や状況を選ばない

息子が話す”独り言”は、場所を選びません。それが静かにしていないといけない時でも、もちろん独り言を普段の声のボリュームで、突然、話出したりするので驚くことはよくありました。

ただ、親のわたしは焦って注意をしたりしても、息子は

「あぁ。はぁい。」

そう言うだけで、特に焦る様子もありません。というのは、

周りがどうしていようと、自分は自分

その感覚があるからなのです。自分一人が目立ってしまうということに関しも、特に気にしていないし、目立っているという意識もあまり無いからなのです。この部分に関してだけ言うと、ASDのわたし自身にも当てはまります。

独り言には理由がある

ASDの独り言は、意識的に誰かの注意を惹きたくて言うものではありません。そのほとんどが、考えていることを口に出す

思考を言葉にしてしまうもの

というものです。ただ、その独り言を話してしまうことの中には、実は様々な理由が隠れているのです。実はわたし自身、独り言はあまりないとお伝えしましたが、あることはあるのです。ただその独り言というのは

意図的に発しているもの

これなのです。というのは、わたしの場合ですと

これは忘れてはいけないな…覚えておかないとおけないことだ

こういう状況が視覚優位のわたしにとって、耳からだけの情報という時には、一瞬で忘れてしまうことが多くあります。その時にメモをすることが出来なかったりという

視覚的に情報を保存しておけない時には

情報を確実に残せる状況になるまで、ぶつぶつとそのことを言い続けてしまう
こういったことをしてしまいます。これもASDの独り言のひとつなのです。

他にも

  • 考えていることを声に出すことで
  • 気持ちを落ち着かせる
  • 自分の考えを整理させる
  • 理解できなかったことを完全に理解するために言われたことを繰り返す

理由はそれぞれですが、こういったASDにとって大事な理由がしっかりとあるのです。

独り言が問題になる場合

考え事を黙って出来る年齢を超えても止まらない

ASDの独り言というのは、それぞれに理由がある為、考え事を黙って出来るようになる年齢を超えても、そのこと自体がおかしいとはさほど思わないために

  • 周りが静かにしている時でも話し出してしまう
  • 独り言に夢中になり過ぎて、先生の言葉を聞き逃す
  • 声のボリュームも大きい為に側にいた人が驚いてしまう

このようなことも起ってきます。

独り言はやめさせなくてもいい

実際、わたしの息子でも独り言の声の大きさは、普通の話し声と同じくらいなので

  • 独り言を言ってもいいけど、声はもう少しちっちゃくね
  • 声に出さなくてもいい時は、頭の中で言おうね

こういう声かけをしたりしています。決してやめさせなくてもいい、上手く使えるようになればいいとと、わたしは思っています。

わたし自身もどうしても独り言が必要な時があります。そして息子にもきっとあるんだと思います。だからこそ、少しくちびるを動かすだけくらいが出来れば、自分にもそして周りにいる人にも、問題にはならないと思うからです。

最後に

”独り言”について、いろいろと調べる中で思ったことがありました。今回の内容については

ASDの独り言

ということについて取り上げましたが、もちろんASDでなくても、定型発達の方の中にも、独り言を言う方はいます。ただ、その内容を見ていると、独り言の種類が全然違うというところに気づきました。

  • 多く見られる独り言というのは大体、一言で短いもの
  • ASDの独り言は基本、語るもの

こういった違いがあると気づきました。もちろん全てのASDがそうだと言っているわけではありません。わたしの経験と、他のASDの方の独り言を取り上げてのものだということはご了承下さい。ただそうして調べる中で思ったことというのは

ASDの独り言は全然あってもいいもの

そう思ったのです。もちろん声のボリュームに関しては、少し押さえた方がいいとは思いましたが、そのこと自体、特に無くさなくてもいいものだし、それがあって安定できるのであれば、そのままでいいと思った、というところです。

ASDにとって独り言は極あたり前のことだとしても、必要な時もあるという事実を知らない人達の中にると、誤解や偏見を持たれると思います。ですのでもし、今回わたしのブログでASDの独り言を理解していただけたなら、たった一人の方だとしても、受け入れて頂ければと思っています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

*わたしが書いている内容は、ASD当事者であるわたし自身の経験が基です。発達障害は一人一人、特性は同じではありません。ですので、全てのASDやADHDの方にそうだとは言い切れませんので、その部分はご了承下さいませ。

*画像はhttps://unsplash.com/というFree素材を使用しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました